昨年に石川県輪島「輪島塗の稲忠」さんにお願いした万寿盆の修復作業の進捗報告があった。全体をクリーニングし、外漆を剥離させた後、ゆっくり、ゆっっくり丁寧に修復作業が行われているとのことだった。最近の天候が不安定なこともあり、漆塗に必要な環境を整備するのが難しかったようだ。同時平行で修復している古九谷陶器も「ともなおし」という技法で少しずつ修復が行われている。開館には間に合わないがこちらはゆっくりゆっくり待つことにしたい。
メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です