「麹や」に六歌仙を展示している。間もなく桃の節句ではあるが、東日本大震災で被災した「ひな人形」は修復できていないため、今年は六歌仙を代役とした。六歌仙には、古今和歌集などから選定された歌が綴られている。
この六歌仙の選定基準は定かではないがいずれも、恋しい人への想い、情景が綴られている。
〜坂上是則(さかのうえのこれのり)〜
古今和歌集325番
み吉野の 山の白雪 つもるらし 古里さむく なりまさるなり
〜想い〜
吉野の山は、雪が積もっていることだろう。ふるさとも、ますます寒さが厳しくなってゆくのを感じます。