○総称:万寿盆
○名称:玄武親子金泥銀白波黒漆図
○大きさ:270mm*270mm*30mm
○説明と所感:江戸後期に造られた祝儀用の万寿盆。子孫繁栄を祈願し、玄武の親子が金泥、隆金にて仕上げられている。背景には細金線で大海(宇宙か)、白波には銀泥を用い富岳三十六景(北斎)を彷彿させる。
○現状:銀波は酸化し褐色となっている。この万寿盆の汚れを落とし、ひけを修理、漆の再塗装を行うことでどこまで、復活させることが出来るのか期待したい。