床に用いたクリ板は、水分を吸収するとタンニンと反応し、黒くなってしまうらしい。タンニンは防腐食性も高く、シロアリなどを寄せない効果があり耐久性優れるため、蔵の床材には適している。今回、蔵の修復で注力したのは、床下からの湿気防止。床下をベタ基礎、床下換気扇を設置、クリ板を使用し、次次世代までメンテナンスフリーにしたい。
床表面にクリア塗装を丁寧に施し、木目も映える落ち着いた色合いとなった。
メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です