150年以上前から、麹やの仏壇に鎮座している大きい黒鐘。今回、場所の下見にご来館頂いた「音のれすとらん」シェフ’ただの様’にご演奏頂いた。黒鐘の淵を棍棒で擦ると小さい共鳴音から徐々に増幅された地響き的な振動、蔵の栗板を這うような音を奏で蔵の空間に独特な反響音が響き渡る。数秒間のことであったが確かに琴線に感じる音、そう体感する音があった。デジタルでは、なかなか表現できない独特の感覚がそこにはあった。チベット地方に伝わるシンギングボールというものがありそれを奏でるシェフ、黒鐘を用いた来年初春の演奏が今から楽しみである。
音のれすとらん ただのなおみ様
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先月、そして本日もお世話になりまして、ありがとうございました。
ずっとみんなを見守ってきた黒鐘さんは、これからもみんなをお見守りしますよ〜と、言っているかのようでした。
貴重な体験ありがとうございました!