昨年、伊藤若冲は生誕300年記念として、一躍脚光を浴びたが「麹や」には残念ながら軸は無さそうだ。さて、若冲は色彩豊かで躍動感のある鶏図が有名なのだが、昔の絵画全集を引っ張りだして、拝見しようとしたところ、何やら紙が挟まっている。さて、これは何かと見てみれば江戸末期から明治に掛けて刷られたと思われる浮世絵が挟まっていた。秋夜の紅葉と3人の女性が刷られた3枚綴り。着物には菊、牡丹、柘榴(ざくろ)?の柄が個別に描かれている。
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