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蔵の中の美術工芸品は静かに息づき、江戸の香りを今に伝える。

2015年9月11日未分類コメントはありませんHiraiKanichirou

麹や(平井家)の歴史は、たいへん古い。

平井家に残る系図によれば摂津源氏の流れ、源満季(みちすえ)を祖としている。文治5年1189年)平井七郎左衛門尉重綱が源頼朝公に使え、奥州征伐に参加、源氏三代に奉供し、その後、執権職にある北条氏に使えた。

文明3年4月に後醍醐天皇率いた南朝派による鎌倉幕府滅亡のため、群馬県平井城にて平井十郎左衛門義則が、割腹自害する。その子平井縫之助義勝が奥州に下り、大崎(現在の牡鹿郡付近)城主の世話で一家が奥州に移り住む。約500年前に平井太郎左衛門家範が、現在の船岡に居を移し武家を捨て御用商人となる。原田家、柴田家、伊達家の御用商人として300年間使える。またその一方で「よろず屋」として商売を広げる。『麹や』は屋号で麹を手広く販売したことからつけられる。昭和45年NHK大河ドラマ《樅ノ木は残った》(山本周五郎作)の中にも原田甲斐の御用商人〔麹屋又左衛門〕として登場している。
なぜコレクションが個人所有としてこのように今に残ったかは、平井家は代々美術工芸品に非常に造詣が深く、御用商人として江戸、大阪、京都に出向いた時にこれらを調達したと思われる。また伊達家から流出される工芸品を買い止めた物も多数ある。何より幸いなことは、500年間一回も災害にあわなかったことである。

 

 

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